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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「懸其所仕之車置諸廟」漢詩文の落款
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閉じる右から紫の上、明石の女御、女三の宮の演奏
オススメ度 4.7点
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(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《准太上天皇の源氏の君の正室である女三の宮が二品(にほん)にご昇進》
《六条院の女性たち(紫の上、明石の君、明石女御、女三の宮》
《准太上天皇となっている殿(源氏の君)の正室である女宮(女三の宮)は
二品(にほん)にお進みになって、御封(みふ)なども加わるし、
ますますはなやかにご威勢がつのるのである。
そのような目にあわぬ前に自分から世を捨てたいもの」
と対の上(紫の上)は、絶えずお考え続けになっていらっしゃる。
女宮(女三の宮)については、今上帝(今上天皇)までが特別にご支援あそばすので、
この宮(女三の宮)を疎略に扱っているというような噂(うわさ)が
院の帝(朱雀院・前朱雀天皇・女三の父)のお耳に入るのも困ることなる。
それを対の上(紫の上)は、そうなるのが当然、無理からぬとは思いながらも、
(紫の上)「やはり懸念していたとおりよ」
とばかり対の上(紫の上)は、安からぬ気持になられる。
対の上(紫の上)は、東宮(皇太子)のすぐ下の御妹の女一の宮を、
ご自分で格別たいせつに・・・・・《ご養育申しあげていらっしゃる。東宮(皇太子)は、今上天皇として即位し、今上天皇と明石女御の御子は、源氏の君の孫、のちに次期天皇として即位する未来が開け源氏の君の栄華が際立つ。
禁裏(京都御所)で書かれたものです。
《New Herbs Part Two(若菜・下)》
Murasaki looked about her and saw how everyone seemed to be moving ahead,
and asked herself whether she would always have a monopoly on Genji's affections.
No, she would grow old and he would weary of her.
She wanted to anticipate the inevitable by leaving the world. She kept these
thoughts to herself, not wanting to nag or seem insistent.
She did not resent the fact that Genji divided his time evenly between her
and the Third Princess. The emperor himself worried about his sister
and would have been upset by any suggestion that she was being neglected.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
自己心出家。
源氏看主上也心三公主,得不可怠慢了,
此后在那里住宿的日子增多,三公主便与紫夫人平分秋色了。
然而表面上装作若无其事。
中国訳文の出典:『源氏物(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」若菜・下の巻の末尾(原本番号107-B)の押印。冬姫は内大臣・通誠の養女。正式な名は伊達貞子。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。漢詩文の右の2つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)の印。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(出品した自筆の「断層画像写真」(若菜・下の巻)MRI 35―20B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。手前の後ろ姿で琵琶を弾いているのが明石の君
上から2番目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)
上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例
「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款が押捺されている。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。
源氏物 Yunsh wy 典的 Jngdin de不昧公 公卿 肉筆 保障 保証 真筆 真筆 親筆 古筆 本物保証 本物保障 室町 掛軸 掛け軸 自筆 天皇 茶道具 宗鑑 良寛 伝来 歌仙 極め 極札 極め札 鑑定